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北海道の希少動物ストラップ

北海道の希少動物を刺繍しストラップにしました

 

北海道レッドリストの珍しい動物たちを刺繍しました。

どれも希少動物で、とてもかわいいストラップです。

 

動物ストラップ

 

まだ準備不足で販売数は限られていますが、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

ナキウサギ

エゾフクロウ

エゾモモンガ

エゾリス

オコジョ

シマエナガ

※シマエナガは希少動物ではないですが、かわいいのでラインナップに入れてしまいました。

 

 

実は、今回の刺繍ストラップは、デザインを一新した第2弾になります。
前回は正直言って失敗しました。
そのため、デザインから考え直し、イラストレーターの方にお願いしました。
刺繍するという命題があるので、イラストレーターの方は苦労したのではないかと思いますが、さすがにかわいいです。

 

イラストと平行して抜き型も注文しました。
ワッペンなど作る場合は、ヒートカットという技法を使っていますが、今回は抜き型という技法にしました。
抜き型とは、型抜きに刃が付いているようなもので、革や紙などを同じ形に切り抜く道具です。

 

イラストと抜き型、どちらもネットで注文しました。便利な世の中です。

 

 

 

■ナキウサギ

 

ナキウサギは、北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」のモチーフになっています。
キュンちゃんは、主に北海道で活躍されている絵本作家そらさんのデザインです。
そらさんは、以前はUHBテレビでレギュラー番組を持っていたこともあったり、今でもNHKでレギュラーコーナーを担当しています。
また、コマーシャルに出ていたり、絵本を子ども達に読み聞かせしたりと、精力的に活動されています。

 

ナキウサギ(エゾナキウサギ)はキタナキウサギの亜種で、氷河期の生き残りともいわれています。
暑さにとても弱く、高山帯や奥地の森の岩場のみを生活環境としています。
山奥での開発が進む最近、準絶滅危惧に選定されました。

 

植物食で冬眠はしないエゾナキウサギは、秋には越冬準備のため大量の植物を貯食場に運んでいます。

その姿を写真家が撮影された画像をよく見かけます。
エゾナキウサギは一見ネズミのようにも見えますが、尾は短く、岩の上で佇んでいる姿はとても微笑ましいです。

 

ナキウサギエゾフクロウ

 

■エゾフクロウ

 

北海道コンサドーレ札幌のクラブマスコット「ドーレくん」のモチーフになっているのはエゾフクロウだと思っていました。
でも、オフィシャルでは、北海道で生息するシマフクロウだそうです。

 

エゾフクロウは北海道の森林に生息する猛禽類です。
営巣できる森林環境が減少したせいで希少種になり、観察することが難しくなってきています。

 

昼間はほとんど活動しない夜行性で、夜になると鋭い爪でネズミや小鳥、小哺乳類などを捕食します。
エゾフクロウは頭が大きく、ハート型をした顔が愛らしくかわいいです。
寒さから身を守るため、足の下部まで羽が生えています。

 

 

■エゾモモンガ

 

エゾモモンガは、JR北海道のICカード「kitaca」のイメージデザインの元になっています。
kitaca(キタカ)も絵本作家そらさんのデザインになっています。

 

エゾモモンガは北海道全域の森林に生息し、ユーラシア大陸に生息するタイリクモモンガの亜種。
森林の伐採、食物の不足等により生息数は減少傾向にある希少種です。

 

目が大きく顔の半分ほどもあり、アニメのようなかわいいエゾモモンガ。写真集も人気のようです。
夏毛は背面から尾にかけ薄い茶褐色、冬毛は薄い灰色と季節により変化します。
夜行性で、主に樹の芽や樹皮、種や実を食べます。

 

エゾモモンガエゾリス

 

■エゾリス

 

エゾリスは、フットサルチーム「エスポラーダ北海道」のキャラクターデザインの元になっています。

 

エゾリスは北海道の森林にのみ分布するキタリスの1種です。
夏毛は茶色、冬毛は茶灰色となり毛足が長く、冬の北海道でも冬眠せずに雪の中を活動できます。
エゾリスは農家周辺や公園の林でも見られます。
でも、とてもすばしっこく、日中は活発に行動したり、巣の中や木の上の方で昼寝をしたりしています。

 

■オコジョ

 

オコジョ(エゾオコジョ/えぞいたち)は、北海道の山岳地帯に生息するイタチ科の仲間。
以前は平野部でも生息していましたが、オコジョの毛皮は重宝されたため乱獲され、現在は絶滅危急種に選定されています。

本州に生息するホンドオコジョ(やまいたち)は、準絶滅危惧のようです。

 

エゾオコジョの夏毛は茶系色、冬毛は白色。
冬眠はしないで1年中、昼夜活動します。
食性は主に動物食ですが、実などの植物質のものも食べます。

 

オコジョシマエナガ

 

■シマエナガ

 

シマエナガ希少動物ではないのですが、とにかくかわいいので、北海道の動物シリーズの仲間入りです。
真っ白な姿が「雪の妖精」とも呼ばれるシマエナガは、北海道にのみ生息するエナガの亜種。

 

フワフワした体のとても小さな鳥で、首をかしげている姿はかわいさが倍増します。
その姿のため、最近は認知度も上がり、シマエナガグッズもいろいろ見られるようです。

 

 

 

北海道の動物たちは、全身の毛(羽)を目いっぱいに膨らませる姿をよく見ます。
これは寒さ対策のためで、暖かい空気をためておくためのようです。
そのこともあり、北海道の動物たちはコロコロと膨れたかわいい姿になったりします。

 

北海道の希少動物ストラップは、
現在color-stitchのオンラインショップ【color-stitch Yahoo!店】でのみ取り扱っています。

 

動物ストラップ

 

 

◎北海道レッドリストの動物たち

 

レッドリストとは、絶滅した又は絶滅のリスクがある動植物データ。
ただ、環境省(国の基準)と北海道では基準が若干違うようです。
北海道の場合は、「絶滅危惧種」などと「種」と表記し、カテゴリー区分も少し違うみたいです。

また、国際基準(IUCN)も別にあるため、一般の我々には一層分かりづらいものになっています。

 

例えばオコジョの場合、北海道は「絶滅危急種」、環境省では「準絶滅危惧」、IUCNの場合は「軽度懸念」になります。
オコジョは国際的に少ないと言えますが、北海道の場合は危険レベルに近いということになります。

 

 

絶滅または絶滅危惧に選定された動物の、北海道レッドリストは以下のようなものがあります。

絶滅種:オオカミ、カワウソ
絶滅危機種:アシカ
絶滅危惧種:(選定なし)
絶滅危急種:オコジョ、ゼニガタアザラシ、他
希少種:ジネズミ、ヤマコウモリ、ラッコ、トド、他

 

 

 

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