■フォト刺繍という新たなカテゴリー
「フォト刺繍」とはどういうモノか?
初めて聞いた方がほとんどだと思います。
「写真刺繍」「フォトステッチ」「photo embroidery」 どれも同じ物です。
刺繍糸のみで写真のように表現している刺繍のことをいいます。
ほとんどのモノがデータから作り、ミシンで刺繍します。
中には手針で作っている方もいますが、
私から見れば、別世界の人たちで、リスペクトしかありません。
それでも、
私達がやっているフォト刺繍も、日本で仕事にしている人はまだ一握りです。
フォト刺繍用のソフトがあるので、ただ作るだけならそんなに難しくはありません。
でも、
お仕事として納得のいく仕上がりにするには、それなりの知識とノウハウ、またセンスも必要です。
フォト刺繍といっても
「写真と全く同じ物」「刺繍なのに写真にしか見えない物」とは違います。
刺繍なのに写真にしか見えない物だったら写真でいいのです。
糸で表現するため
表面が細かくデコボコしているため、かすかに陰影が生まれます。
そう、油絵のように。
写真データからフォト刺繍を作りますが、
あえて写真とは違う色を使ったり、色の濃度を変えてみたりします。
刺繍された後の見え方、を重視しているからです。
フォト刺繍という、写真でもない絵画でもない、新たなカテゴリーです。
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*フォト刺繍のコンセプトと説明*
(color-stitch Helpより)
『color-stitch』のフォト刺繍は、写真とは別の新たなインテリアのご提案です。
写真と同じ色、状態を刺繍するというより、絵画の意味合いが含まれています。
50色以内の限られた糸色数で表現するために、微妙な色(特に肌色など)の対応には限度があります。
ですが、写真を刺繍するコンセプトは、部屋に飾るアートです。
写真と違い、光の量・光の当て方、見る角度により、フォト刺繍は表現を変えます。
その変化をお楽しみ頂けます。
刺繍の構図は、主にバストアップサイズです。
顔の刺繍面積が大きいほど、表情を細かくキレイに再現できるからです。
「写真」と「刺繍」の性質とコンセプトの違いをご理解頂き、また、その違いをお楽しみください。
プレゼントにも最適なインテリアです。
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