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北海道胆振東部地震

 

2018年9月6日(木) 未明

 

北海道震度7

 

2018年9月6日、午前3時過ぎ。
私の住む札幌市東区、震度6弱のかつてない地震が襲った。
北海道胆振東部地震』。
私の経験上、せいぜい震度4くらいまでだろうと高をくくっていた。

 

ところが、だ。
今まで経験をしたことがない揺れの大きさへ。
早朝で外はまだ暗いため、揺れる衝撃の音はするが見えない。

 

揺れが少し治まった頃、部屋の明かりが点いて、有様が分かる。
家の照明は、災害時対応で自動的に点くんだっけ?
そんなはずはない。
後で分かったことだが、部屋の明かりが点いたのは、棚がゆれて移動したため、棚の荷物が照明のスイッチを押したためだった。

 

 

家の様子

 

自室は、文庫本が落ち、テレビや家具など、全て移動している。
でも、壊滅状態みたいのはないようだ。
部屋を出て居間を確認しにいく。
両親も寝室から出てきた。みな無事のようでよかった。
一見、居間は普通に見える。
洗面所のタオルなどが入っている棚は倒れている。
ガラスがあるのに、奇跡的に割れていない。

 

一階の事務所へ。
事務所はパソコンや機械類が多く特に心配だ。
照明を付ける。
パソコンやミシン、道具類に大きな変化はないようだ。
ただ、設置した時から心配だった、小さめの棚は落下していた。
小物が多かったので、片付けが面倒だと思った。

 

玄関へ。
陶器製の傘立ては、倒れて割れていた。
玄関扉を開けて外へ。
玄関フードに置いてあった花鉢は、落ちて割れている。

 

あれだけの揺れ方で、この程度の状態はとても運が良かった。
洗面所に戻り、まずは倒れた棚を起こし、自室へ戻りテレビを付けニュースを見る。
震源は日高地方のようだった。

 

 

全道停電

 

午前3時半頃で外はまだ暗いが、片付けなければと思っていたら、
突然の停電!
北海道が全て停電。未だかつてこんなことはなかった。
LED照明を手にしたが、片付けをするには無理がある。

 

札幌市内に住む妹や姪っ子をLINEで無事を確認。
両親は、ラジオに乾電池を入れ情報収集。
この辺は断水していないようなので、食料も多少の備蓄があるので、今は焦らなくてもいいようだ。

 

 

道路の陥没

 

北16条東15丁目

 

徐々に白々と明けてきたので片付けを始める。
家具や棚などの重い物ほど、大きく移動しているように思える。
それでも、あの揺れで、今回の被害ならラッキーといえる。
ゆれている時間が、それほど長くなかったのが良かったのかなと想像する。

 

午後2時過ぎ、近所の様子を見に行く。
近くの幹線道路がやばい。あちらこちらに陥没や亀裂がある。
既に通行止めなど、警察が道路規制をしている。
ここは、地下鉄の上の道路で、バスセンターも通り沿いにある。

 

ホームセンターのホーマックは営業しているが、もう店内には入れない。
乾電池など売り切れの商品も多いようだ。
マックスバリューは休業。
セイコーマートは営業しているが、人が並んでいる。

 

この日の夜に、私の地区は電気が回復した。ありがたいと思った。
札幌市内でも、電気の復旧が2日後だったり差があるようだ。

 

北15条東15丁目交差点

 

 

北海道胆振東部地震:1週間

 

そして、地震から1週間が過ぎる。
あれから札幌でも毎日余震はある。
ドンという突き上げるような短い揺れが頻繁だ。

 

地震とは違うのか、座ってたり横になっていると揺れを時々感じる。
体は揺れを感じているが、地震なのか勘違いなのかもはやわからない。

 

 

災害大国

 

今回の地震では、厚真町が甚大な被害が出た。
目を覆う有様だ。
テレビで被害に遭った方の話を聞くと、涙が溢れる。

同時に、今回の地震が「冬」でなくて良かったと、心から思う。

 

今年の日本は甚大な自然災害が多く、自衛隊の方々の活躍には頭が下がる。

自衛隊ばかりではない。被災者自身が他人のために働いている方も多い。

 

今回の地震でいうと、

みなそれぞれ感じたこと、考えを改めたことがあると思う。

また、分かってはいたが、電気のありがたみを実感して体験した。

 

電気のありがたみと北海道電力への不快感を改めて感じた。

 

 

 

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