ルパン・ナウシカ・ラピュタ
「ルパン三世 カリオストロの城」
「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」
皆さんご存じ、スタジオジブリの宮崎駿さんの代表的な初期の作品です。
正確には、風の谷のナウシカを制作後、スタジオジブリが設立されました。
代表作としては「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」と言った方が方がいかも知れません。
とは言え、オヤジ世代としては「ルパン三世 カリオストロの城」や「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」が宮崎駿監督映画作品トップ３ではないかと思っています。
宮崎駿さんが監督デビューの映画作品「ルパン三世 カリオストロの城」の前は、テレビアニメや映画の原画を担当していました。
有名どころは山ほどあるのですが、「アルプスの少女ハイジ」や「ルパン三世」「未来少年コナン」があります。
未来少年コナンの後半に登場したギガントは、ルパン三世2ndシリーズに「死の翼アルバトロス」として似た設定で登場しています。
同じくルパン三世2ndシリーズの「さらば愛しきルパンよ」に登場したロボットラムダは、天空の城ラピュタでロボット兵とし登場します。
ルパン、ナウシカ、ラピュタなど、飛行シーンがとても印象的に描かれています。
宮崎駿さんは「飛ぶ」が好きなようです。
ルパン三世 カリオストロの城
ルパン三世 カリオストロの城は、映画の興行的には成功とは言えませんでしたが、今ではルパン三世といえばカリオストロの城というような代表作になりました。
テレビで何度放送されても、つい見てしまいます。本当におもしろい。
ルパンと次元がカジノから現金を盗んだが、偽札だと分かった。確かめるべくカリオストロ公国へと向かう。
ルパン達が入国してすぐに少女が何者かに追われている場に出くわし介入する。助けようとした少女がカリオストロ公国の亡き大公の娘クラリスだった。
クラリスはルパンにとっても無縁な存在ではなかったことから、偽札の件とともに話が展開していく。
ルパン、次元大介、石川五ェ門、峰不二子、銭形警部、クラリス
どのキャラクターもいいし、クラリスはみんなが大好きで、カリオストロ伯爵はロリコン伯爵。
いつものメンバーの声優は、その当時のTV版ルパン三世と同じですが、TV版ルパン三世は長くたくさん制作されいるので主要キャラの声優もいろいろ変わっています。
風の谷のナウシカ
風の谷のナウシカの映画評判はとても良く、興行的にも成功しました。
でもそれは、月刊アニメージュの当時の編集長 鈴木敏夫氏の尽力があってこその映画化でした。
風の谷のナウシカは、世界観も設定もよくできていて、その世界に引き込まれます。
平和な風の谷に、ある日トルメキアの輸送機が墜落したことにより、トルメキア軍が風の谷を占領する。
風の谷がトルメキアと敵対するペジテ市の戦いに巻き込まれたことと、腐海の秘密をナウシカは知る。
風の谷を護るべく独りナウシカは果敢に立ち向かっていく。
ナウシカ、ユパ、アスベル、クシャナ
ナウシカの声優は「クラリス」でお馴染みの島本須美さん。現在も「それいけ！アンパンマン」のしょくぱんまんを担当しています。
トルメキアの王の娘クシャナの声優は榊原良子さん。「機動戦士ガンダム」のハマーン・カーンとか、知的で気の強い女性の声が合うようです。
「ふかい」を音で聞いている時はピンとこなかったのですが、文字で「腐海」を見た時は納得しました。
また逆に、オームは「王蟲」と漢字表記があることに驚きました。
「火の七日間」の巨神兵
オームを焼き払う巨神兵の登場シーンの作画は、「新世紀エヴァンゲリオン」「シン・ゴジラ」の庵野秀明さんが担当しました。
そのため、巨神兵はエヴァンゲリオンの原型ではないかと聞いたことがあります。
天空の城ラピュタ
天空の城ラピュタは、私が一番好きなジブリ作品です。
パズー、シータ、ドーラ、ムスカ。キャラが生きています。
パズーの声優は、言わずと知れた田中真弓さん。
「ドラゴンボール」のクリリン、「ワンピース」のルフィ。作品を挙げていくだけで立派なブログが出来上がりまあす。
天から少女が降りてくるのを見たパズー。その少女シータを狙うドーラ一家と、ムスカ率いる国家の特務機関。
シータを助けたい一心と、ラピュタの存在を確信したパズーは、シータやドーラ一家と共にラピュタを捜す旅へと出発する。
ラピュタのロボット兵
ロボット兵が起動し、軍の要塞で暴れる圧倒的強さのロボット兵の戦闘シーン。
そこにパズーが到着しシータを助けるシーンまで、とてもおもしろくワクワクします。
ラピュタに到着し、ラピュタの心臓部に入り、パズーとシータがムスカの前で滅びの言葉「バルス」を言うシーンはとても印象深いです。
「バルス」はプチブームで使っていた人も多いはずです。
君をのせて
井上あずみさんが歌う「君をのせて」。エンディングで流れますが、毎度ジーンと来ます。
テレビで放送の時、時間の関係でカットされる場合がありますが、怒りとガッカリ感で一杯になります。
ルパン・ナウシカ・ラピュタ
ジブリ作品はどれもよいので、「私の一番」はそれぞれ違うと思います。
世界的にも有名な「千と千尋の神隠し」「もののけ姫」「崖の上のポニョ」などは好きな人も多いはずです。
それでも、宮崎駿さんが若い頃で勢いのあるころの「ルパン三世 カリオストロの城」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」。
多少強引な展開があったとしても、平成の洗練された作品達よりもとても魅力を感じてしまいます。
