「光」とは?:全て過去
「光」ってなんだろう?
そんなこと考えたことはないですか?
太陽や照明などの光源の他にも、反射でも光があります。
光があって初めて「目」でモノを見ることができます。
現在のとこと「光」より速いもの(物質)はないとされています。
といっても、今回は科学の話ではありません。
どちらかと言えば、世界の七不思議的な話です。安心してください。
ワープ
映画やマンガで「ワープ」がでてくることがあります。
世間的に認知されたのは、宇宙戦艦ヤマトや宇宙大作戦(スター・トレック)だと思います。
私が学生の時、宇宙戦艦ヤマトを放送していて、夢中で見ていました。
この頃は、ワープは光速よりも速いということはなんとなく分かっていましたが、それがどうした的な印象です。
そして今はまだ、ワープは夢物語でしかありません。
光より速いものはないのです。
光のスピード
この当時は、SFのマンガや映画がブームでした。
そうすると自然に理解するようになります。光より速いものはないという現実を。
そこで、ふと思うのです。
「光より速いものはない、速いもの、スピード、光はスピード」
そして「光は1秒間で地球を7周半のスピード」ということも学びます。
驚愕でした。光にスピードがあるという事実に。
私には光にスピードがあるという感覚が全くありませんでしたから。
過去を見る
北の夜空に輝く北極星(ポラリス・こぐま座α星)までの距離は433.8光年だそうです。
1光年は光の速さで1年かかる距離ですから、光速の宇宙船に乗ってもノンストップで433年以上かかる距離です。
「光年」は学校の授業で習いましたね。
ということは、今見ている夜空の北極星は433年前の過去の光です。
私たちに必要な太陽は8分過去の光です。
でも、実感がないので別のことで例えてみます。
今いる所から、山または建物はどの位離れていますか?
光にはスピードがあります。
つまり、今あなたが見ている山や建物は確実に「過去」なのです。
あなたが今見ているこのパソコンのモニターやスマートフォン画面は、どの位離れていますか?
わずかだとしても距離がありますよね?
やはり「過去」を見ているのです。
過去を見る現実
大げさと思われるでしょうが、ウソは言っていません。
光にスピードがあるという事実が、一時期、私を惑わせました。
光にはスピードがあります。ということは、
私たちは過去しか見られないのです。
今を感じたいのであれば、触るしかないのかも知れません。
この感覚を分かち合えましたか?