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武田運輸さんのロゴマークデザイン

北海道札幌市にある武田運輸株式会社

 

1964年、一般小型自動車運送業「有限会社武田運輸」として創業し、運送、除雪が主な業務になっています。

そんな武田運輸さんのロゴマークを作成しました。

 

武田運輸株式会社

 

 

といっても古い話です。

 

私は以前、印刷デザイン会社に勤務していました。
多分1980年代に、武田運輸さんからロゴとマークデザインの作成依頼がありました。
正確に言うと、武田運輸さんが印刷会社に依頼し、
印刷会社の外注として、私が勤めていた会社に仕事が回ってきたのです。

そのため、武田運輸さんの担当者とは直接お会いしていません。

 

 

◆マークデザイン

 

私が担当することになりました。
この時期の私は立体デザインにはまっていたので、
何でもかんでも、ひとまず立体デザインにしていました。

武田運輸の「TAKEDA」のと「UNYU」のが、うまくはまりマークのデザインができました。
私的には、うまくはまったいい例です。

 

他にも、立体ではないデザインを何点か考えたのですが、この立体デザインが気に入っています。
現に、他のデザインはどんなモノだったか全く覚えていません。

 

武田運輸 マーク

 

武田運輸さんのマークデザインが、うまくできたと思っているので、
今でもそのマークを使っていただいている車輌を見た時、とてもうれしく感慨深くなりました。
昔のことなので、もう使われていないのでは、と思ったこともあったためです。

 

 

◆ロゴデザイン

 

ロゴデザインは、「武田運輸」のロゴは既にあって、
そのロゴを真似て「株式会社」の文字を作ったのではないか、
という気がするのですが、定かではない記憶です。
「ロゴも私が考えました」と言えればいいんですが、違うような気もします。

 

武田運輸 ロゴマーク

 

以前勤めた会社では、ロゴやマークの作成依頼はしょっちゅうあるわけではない。
デザイン会社も、今の何倍もの数があった時代で、デザイナーもいっぱいいた。
その中で私の貴重な思い出あるデザインですが、
記憶が曖昧なので、自分でもちょっと残念です。
日々仕事に追われていた、という言い訳と、30年以上も前のことですので無理もないと言わせてください(^_^;)

 

 

◆アナログからデジタルへ

 

その頃はまだ、コンピュータの性能が低く仕事では全く使えない。
仕事で使うという思考もない、全て手描きの時代でした。
直線を引く場合「烏口(からすぐち)」という道具と定規を使う。
塗りつぶす場合はを使う。
失敗したら簡単に修正ができない。
「マンガ」を描く作業と大差はないです。

 

今ではパソコンを使うのが当たり前で、
複雑な線もあっという間に引けて、修正も簡単にできます。
多くあった道具たちも減り、技術もいらない時代になりました。
パソコンがあれば、デザイン力を少しカバーできたりします。

 

コンセプトは同じだとして、パソコンを使ったとしたら、今とは少し違うマークになるような気がします。
微調整が簡単なため、より良く修正できる。
でも逆に、こねくり回しすぎて、分からなくなってしまう可能性もありますが。

 

 

◆そして現在

 

武田運輸マークをデザインし、墨入れした原画は取ってあったと思うのですが、どこにしまったかなあ~
紙焼きしたものはあったので、今回はそれをスキャンして使用しています。

 

ちなみに「紙焼き」とは、印画紙に画像を拡大・縮小コピーする感じです。
カメラで撮影したフィルムから、現像(プリント)するイメージと近いです。

 

武田運輸さんの関係者の方が、このブログを読んでいただけたらうれしいなあ。
古い話なので、私的にも他人事みたいなところもありますが。
武田運輸さんのマークを付けた車輌を見ると、つい目で追ってしまいます。

 

 

 

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