4コマまんが「巡り廻って」
しいちゃんとしゅうくん
№016 巡り廻って
■4コマまんが「巡り廻って」
しいちゃんの祖母→教え子=先生→しいちゃん
この構図は「蛙の子は蛙」いや違う。
「世間は広いようで狭い」でしょうか・・・?
元を辿れば、しいちゃんのおばあちゃんが、少年の須川君に刺しゅうを教え、
その須川君は教員となり、今度はしいちゃんに刺しゅうを教える。
こうなることは、しいちゃんの運命かもしれません。
将来のしいちゃんが楽しみになります。
もし、しいちゃんが大人になって、須川先生の孫に教えるとかなると、抜け出せないスパイラルですね(^_^;)
元々刺しゅうには、伝統を受け継ぐ要素も多分に含まれていると思いませんか?
北海道のアイヌ民族が使っている刺しゅうは、模様にそれぞれ意味があると聞いたことがあります。
親から子へそして孫へ、祈りや思いを刺しゅうに込めたのではないでしょうか。
クマのアップリケ
昔は、ヒジやヒザに穴が空いた子供服は、母が繕っていました。
今では繕った服を見ることは、とても少ないかもしれません。
でも、
穴の空いた服をミシンで補修したりアップリケを貼ったりと、私があまり見かけないだけで、今でもいるはずです。
定番のアップリケはクマさん、という印象は私だけでしょうか。
今でも母は子供服に思いを込めて繕っているかもしれません。
服を補修するついでに、かわいい刺しゅうを縫っている方もいらっしゃると思います。
子供が成長し不要になった服は処分されても、刺しゅうだけは思い出として子供の心に残っているかもしれません。