ビークラブ(B-club)と機動戦士ガンダム
B-clubという雑誌
機動戦士ガンダムで有名なバンダイから出版していた「ビークラブ(B-club)」という模型雑誌を知っていますか?
時代的には、機動戦士ゼータガンダムのTV放送が終わり、機動戦士ガンダムダブルゼータのTV放送が始まったくらいにビークラブが出版になったと思います。
初期のビークラブは、ガンダムのプラモデル、いわゆるガンプラを中心に掲載していた雑誌で、私も購入していました。
ガンプラと設定資料
読者は、ガンプラを自分なりに改造し仕上げ、写真を投稿し、良い作品はビークラブ掲載されていました。
またビークラブには、ガンプラだけではなく、いろいろな企画の応募もありました。
私の場合は、自分で考えたロボット(モビルスーツとか)の応募があったので、そちらに投稿していました。
残念ながら採用はされませんでした。
でも、ビークラブから年賀状が届いた時は、とてもうれしかったです。
ガンダムZZのTV放送が終わり、ガンダム系の記事も少なくなり、私はビークラブの購入を止めてしまいました。
私が興味のあったのは、モビルスーツのデザインや資料でした。
ビークラブは、さすがにバンダイの雑誌だけあって、他の雑誌ではないモビルスーツの資料や比較データなどがとても良かったです。
ビークラブは3号から買えたのですが、それ以前が見つけられず残念でした。
B-club4号
今回は、ビークラブ4号の内容を紹介します。
発行日は1986年3月1日、650円となっています。
総力特集として、機動戦士ガンダムZZのキャラクター紹介、ZZのアイデアスケッチやメカニカルデザインの他、キャラクターデザイナーの北爪宏幸さんとフィギュアモデラーの石井和夫さんの対談というのもあります。
そして、機動戦士Zガンダムの特集もあり、これがすごくいい。
Zガンダムに登場の全モビルスーツのメカニックデータと全長対比図、Zガンダム全話の全モビルスーツの登場回一覧表と、キャラクター登場回一覧表というのがあります。
何話にどのMSに誰が操縦し、登場キャラクターが何話に出た、ということが一目瞭然。キャラクターが死亡した回も分かります。
すごくないですか?あれ?そうでもないですか?
他には、SPTレイズナーのSPTの開発背景の話とか、レイズナー、スカルガンナー、ソロムコのデザイン画とデータ。
Zガンダム、ガンダムZZ、レイズナーの各登場メカのフィギュアモデル掲載(プロもアマも)、などなど。
モデラーの雑誌
ビークラブは、ガンダムやガンプラばかりではもちろんありません。
ドラグナーやアップルシード、スケバン刑事なんというのもあります。ラムちゃんとか女性キャラフィギュアもあります。
私が買うのを止めた後の方が売れていた雑誌ではないでしょうか。
モデラーではない私でも楽しめた雑誌ビークラブでした。
私は、ワッペンとかの刺繍屋です。メインはフォト刺繍という新しい刺繍のカテゴリーです。
ガンダムとかメカニカルデザインとかを刺繍できないかと考えています。
アニメ・マンガは著作権があるので刺繍できないし、かといって、オリジナルロボットを刺繍しても欲しい人がいるわけないし、なんかないかなあ・・・