クラッシュ＆ビルド
玉ねぎ畑、水田からベッドタウンとして拓けた札幌市東区ですが、
私の町内では20年ほど前から、一軒家からアパートへ建て替えが多くなっています。
地下鉄の駅が近いことと、住人の高齢化が進んでいて、ある意味必然と言えるかもしれません。
最近は一軒家への建て替えは本当に少ない。
ほとんど低層階のアパートになったといっていいくらい。
また、ここ数ヶ月の間、すぐ近所で家の解体が5軒ありました。
この地域に住み、半世紀以上が経ちますが、初めてです。
アパート、駐車場、マンションに生まれ変わります。
他は今の所、更地になったままです。
少なくとも1軒は、昨年の北海道胆振東部地震が要因の１つのようです。
築年数が古い上に、地震で外壁などの一部が崩れ、
住人が高齢で今さら建て替えも出来ないし、修繕もそこそこお金が掛かります。
5軒にはそれぞれ事情があり、本当のところは分かりません。
増税前に工事したいというのも、理由としてあるかもしれませんが、
それでも、同じようなタイミングで家の解体を行うのは、地震が無関係だとは、とても思えないのです。
他にも築年数の古いアパートが、地震の影響で崩壊寸前のところもあります。
もう住んでいる人はいないので、隣近所は、こここそ解体してほしいと思っているはずです(^_^;)
札幌市東区は、地盤が弱いと言われています。
わが家を建てた時、10ｍの杭が10数本必要になりました。
震災の影響で工事した主要道路も、その場しのぎの仮工事。
本格的な工事は、今後徐々に行われるようです。
解体工事と基礎工事で、今のわが家は何日も、毎日震度１の生活です。
