SFと相対性理論と宇宙論
SFや宇宙は好きですか?
最近はあまり「SF」という言葉は使われないのでしょうか。
SF(Science Fiction)は、和訳すると科学空想小説となりますが、最近の代表作は「スターウォーズ」ですね。
SFが好きになると、宇宙に関心がいきます。
宇宙と言えば、ビッグバン、ブラックホール、ニュートリノやダークマター(ダークエネルギー)、銀河系、ワープ、宇宙の果て・・・。
SFでタイムマシンやワープ航法の話になると、どうしても相対性理論(相対論)の話になり、結局また、私は科学の話に戻ってしまいます。
相対論
相対論には特殊相対性理論、一般相対性理論の2つがあります。
特殊相対性理論は、光の速度は常に一定であるという、アインシュタインの理論。
一般相対性理論は、重力による時空と光のゆがみの理論で、アインシュタインが特殊相対性理論に続いて提唱しました。
難しいですよね。特殊相対性理論は今では一般的な考え方で、一般相対性理論が特殊な理論ともいわれます。
なおさら分からなくなりました。これ以上詳しくは書きません。以降読んでもらえなくなりそうです。
ニュートン
最近、ニュートン(Newton)という科学雑誌のブログを書いたところでしたので、1991年のニュートンの話も少し・・・
ニュートンは、発行当初の編集長は地球物理学の竹内均さんで、地球科学(地学・生物学など)の他に、相対性理論や宇宙論(ビッグバンから始まり、宇宙の果てまで)も多数、幾度となく取り上げています。
同時に、どれも写真や詳細なイラストと、きめ細かな文章で説明されています。
昔、SFだと思ったことが、現在では現実のものになっていたりします。そんなことも教えて貰ったのが科学雑誌ニュートンでした。
タイムマシン
現代科学では、光より速いモノ(物質)はまだ見つかっていないので、相対性理論によりタイムマシンは作れないというのが大方の見解のようです。
少し前に、ニュートリノが光より速いというニュースがありました。
これでタイムマシンが作れるようになると騒がれましたが、実験の解析ミスで誤報ということになりました。残念です。
タイムマシンは多くの映画やテレビドラマで使われているので、作れないとなると困ります、というか夢がなくなりますよね。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「ターミネーター」、「タイムボカン」、タイムマシンがポイントになる話はいっぱいありますし、タイムマシンがなくても時を越える話を入れると無数にあります。
本当にSF(夢物語)として終わってしまうのでしょうか。
ワープ
ワープ航法が世間に認知されたのは、「スタートレック(宇宙大作戦)」が先に放送されていましたが、やはり「宇宙戦艦ヤマト」でしょう。
また、宇宙戦艦ヤマトとスタートレックのワープでは航法理論が違うようです。
宇宙戦艦ヤマトのワープ航法は、空間を歪めて航行する、点から点の移動になります。
スタートレックは、ワープ1(光のスピード)・ワープ2(光の8倍のスピード)と速度を決めて航行する、線の移動です。
ワープ航法にもいろいろあるようで、ブラックホールから入りワームホールを通りホワイトホールからでる理論の航法があるようですが、これは科学なのかSFなのか私には分かりません。
宇宙論
相対性理論や宇宙論に詳しく、書籍も多数出版されている佐藤勝彦教授をご存じでしょうか?
東京大学大学院で、宇宙論・宇宙物理学を専攻されてる教授です。
科学雑誌ニュートンで、相対性理論や宇宙論などの特集の時には、昔から佐藤勝彦教授が携わってきていました。
今では、宇宙のことや相対論のことを分かりやすい説明で尽力されている第一人者ではないでしょうか。
宇宙のことに興味がある方は、一度手に取ってみてください。専門用語を並び立てる先生の本とは全く違うと思います。
でも、宇宙論や物理学に興味のない方には、プレゼントされても残念ながら読まないでしょうね(>_<)。
学校の勉強は嫌いでしたが、相対性理論や宇宙論の本は読んでいました。いろいろ想像をかき立てられました。
でも、難しいからすぐ忘れてしまうので(アホです)、最新の情報の本を時々買い直したりします。
学生の頃、相対性理論や宇宙論を知ったところで、テストには全く活かされませんでしたが(^_^;)