しいちゃんとしゅうくん
№006 刺しゅうvsゲーム
■4コマまんが「しいちゃんとしゅうくん」第6話
しいちゃんは刺しゅうに、しゅうくんはゲームに集中。
お姉ちゃんのしいちゃんに注意されても、しゅうくんは意に介さずゲームに夢中。
ゲームは音量調整ができますが、今は手が外せないプレー中なのか。
勉強や片付けなど母に言われ「今やろうと思ったのにー」という場面と同じかな?
デジタル音
しいちゃんは、始めはゲームの音にあまり気にならなかったのでしょう。
徐々に集中する場面にさしかかった時、急に音が気になりだしたのだ思います。
ゲームはデジタル音のため、人には不自然な音質なのかも。
鳥の声や虫の音、雨音や風鈴の音など、自然やアナログの音。
ゲームや着信音、家電や目覚まし時計のアラームなどのデジタル音。
アナログ音は聞き馴染みがあますが、デジタル音は注意を引きますが、自然界にはない音かも知れません。
無音の勉強
あなたは勉強する時、『音』は気になるタイプでしたか?
ラジオや音楽を聴きながら勉強できる人。
ほとんど無音の状態でないと集中できない人。
いろいろいると思います。
受験生を気遣い、家族はテレビを消し、音がしないように気を付けて生活をしている。そんなテレビドラマがよくあります。
私は音があっても比較的大丈夫でした。
自分にとって難しくない問題は、鼻歌を歌いながらでも問題を解くことができます。
でも、問題が難しくなると、鼻歌は自然と止まっています。
自ら音を出している場合は、さすがに止めないと集中はできないようです。
不自然な環境
ただ、無音の状態というのは、本当に集中できるのでしょうか。
人は生まれる前の胎児の時から、生涯「音のない世界」にいることはありません。
茶の間で家族がいつものように生活している中で、勉強していたという人も少なくないと思います。
寝る時も、無音の状態よりも、適度な音があった方が眠りやすい。
そんなことも聞いたことがあります。
無音というのは、人にとって不自然な環境かもしれません。
近所の道路工事が騒がしい時でも、いつの間にか集中して勉強していた。
などということはないでしょうか。
とは云っても、
受験勉強の場合は、なるべく負荷の掛からない方がいいに決まっています。
レコード
レコードがCDになり、新盤のレコードは徐々になくなりました。
CDからネット配信になり、CDも売れない時代になりました。
ネット配信の音楽はデジタル音源です。
でも最近、レコードが売れているようです。
そのためでしょうか、レコードプレイヤーも電機店でよく見るようになりました。
レコードはアナログ音源。懐かしいからだけの理由ではないはずです。
ネット配信のデジタル音楽は、
アナログのレコードより優れていると思っている方が多いかも知れません。
ところがそうでもありません。
デジタル音楽は、不要なノイズはカットして作られます。
それ以外にも、人間には聞こえづらい高音と低音の音域はバッサリとカットされています。
音楽のデータ容量を抑える意味もあると思います。
CDもそうです。
アナログのすごい所
レコードはアナログですが多くの情報が入っています。
良いレコードプレイヤーと針、良いヘッドホンを持っていたら、ライブ音源のレコードを聴いてみてください。
耳の良い人には、音楽ホールの大きさ等、音楽以外の部分も分かるようになるようです。(もちろん、録音状態や方法が重要になりますが。)
そこまでではないにしても、最近レコードにはまっている人は、デジタル音楽にはない何かを感じているのだと思います。
もし、レコードを聴いてもたいしたことはないと思っている人は、レコード針を変えてみてください。
少し高いですが、レコードの音はがらっと変わります。
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